記憶力
今回は記憶力についてです。
仕事において記憶力を高めるメリットとしては、以下の3つです。
- 過去を振り返りやすくなり小さな変化に気づき、対応力が上がる
- マニュアル頼りからの脱却し、考える力が高まる
- 既存のもの同士を組み合わせて、新しい発想を出す源泉になる
私の考える記憶の極意とは、趣味の時の覚え方です。例えば歴史が好きな人は、坂本龍馬について、延々と語ることができるでしょう。何事にも言えることですが、既にできていることをなぜできているのかを考えていくと、より深い理解が得られ新しいことが身につきやすくなります。
では、なぜ延々と語れる内容を覚えているのか主な要素は以下の3つに集約されます。
- 興味を持つ
- 関連性
- エピソード
まず興味を持つことが始まりになります。どうでもよいと思っていることは、そもそも覚える気にすらなりませんし、すぐ忘れます。次に関連性です。よくドラマなどで関連図が出されることがありますが、人は関連を示されると頭に残りやすくなります。何となにがどうつながっているのか、この構造を覚えることが大事です。最後にエピソードとなります。坂本龍馬が活躍した薩長同盟でどのような話があったのか、家族との手紙のやり取りなどストーリーになっているものも頭に残りやすいです。
小学校一年生の授業参加で「手の働き」という教科書の評論を暗唱したことを覚えています。母が音楽教室を開いていて、一人で部屋にいることが多く遊び感覚で暗唱していました。